姫だより No.95
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入居者新年の抱負元気に笑顔で過ごしたい奥  俊子さん元気に過ごしたい高橋  壽さんみんなと仲良く過ごしたい岡本ミツマさん大好きな歌を沢山歌う井上 尚三さん「コロナさんどこか行って」二神に帰りたいの!井戸みち代さんたくさん笑う!笑顔が一番!山田イワ子さんお世話になります!元気に過ごしたいです土山  将さん家族に会いたい!齋藤百合子さん元気にみんなと過ごしたい竹縄ミドリさん病気にならず、元気に過ごしたい山本トキエさん美味しいものを食べたい中島多恵子さん楽しく過ごせたらいいね坂本 千壽さん元気に過ごしたい山本久美子さん心穏やかに過ごしたい古野 郁子さん   みんな元気に楽しく過ごせたらいい高谷ホノエさん  元気でいたい。家に帰りたい楠  昭美さんおいしい物が食べたい岡田 愛子さんしっかり歩いて健康でいたい梶野 成子さん天気のいい日は外に出たい太田ヨリコさん穏やかに過ごしたい大野美栄子さん元気に過ごしたい  土井 節子さん  元気に楽しく過ごしたい古川ユリ子さん 奥さんに早く会いたい加藤 隆常さん  元気に過ごしたい忽那日出美さん のんびり過ごしたい宇川 健二さんす。 そんな中、利用者さんの一人から「悪いニュースばかりで気が滅入ってしまうから、職員が笑顔でいてくれると嬉しい」と、大変励みになるお言葉を頂きました。 三年目の私にできる事はまだまだ少なく、その中のひとつが、笑顔で利用者さんと接する事であると思います。一人一人の小さな努力を積み重ねて日々を過ごして頂く事が、自分の今一番できる事だと思います。その言葉を胸に日々精進してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。特養ケアマネージャー堀江 慎吾 新年、明けましておめでとうございます。私が姫ケ浜荘で働き始めてから二十年の歳月が経過しました。この二十年間で何度か大きな岐路がありましたが、これまで働いてこられた職員の努力によって施設は少しずつ良くなり、中島の福祉を支える上で重要な役割を果たすことができる施設として常に成長し続けることができました。 しかし現在もまた大きな分岐点に差し掛かっています。中島の過疎化が急速に進む中で介護の担い手は減少し、姫ケ浜荘を支えている職員のほとんどが島外から勤務しています。時代の流れには逆らえませんが、人口が減り中島がどんどん衰退しているのをこの二十年で感じています。中島の花形であるみかん産業も、山を見れば何処もみかん畑だったのがいつの間にか雑木林に姿を変える事も多くなっており、故郷が廃れていく姿に寂しさが募るばかりです。毎年六月になると島中がみかんの花の香りに包まれていましたが、その香りも昔に比べると薄くなったように感じます。昨今では都会から中島に移住される方もいらっしゃるようで、新しく盛り上がりをみせている話も聞きますが、私は、この生まれ育った中島の人々が安心して老後を過ごせるようにとの想いで二十年勤めてきました。 時代の流れで変わりゆく中島ですが、この想いは変わらず、今後も故郷の福祉サービスの発展に努めていく事を改めて二〇二一年の抱負として申し上げたいと思います。 入居者検診の様子入居者検診の様子10月30日、年に一度の入居者検診を行いました。血液検査、レントゲン、心電図の検査が行われました。利用者さんは、「お世話になります」と検査をしてくださる職員さんに丁寧にあいさつをされていました。姫 だ よ り(4)

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